

あらゆる産業分野で求められているプラスチック製品。日々、ユーザーの要望に応えた新製品が生み出されています。しかし、開発の多くが熟練の技に頼っていること、そのため開発に要する時間や品質の均一化などが時代の要望に適していないという課題もあります。永興物産は早い時期からこの課題に着目。最新機器を導入すると同時に、ハイテク技術を活かしたシステムの開発に力を注いできました。時代のニーズを先取りする設備整備と、高付加価値商品を提供する開発力が原動力。2006年には試験・開発棟を建設、最新試験設備を導入しています。

[曲げ試験]

[燃焼試験]

一般的な機械特性の評価のみならず、有害物質の元素定量測定の高精度で実施できる「蛍光X線分析装置」を導入。さらに、複合材料における界面特性を観察するための「マイクロスコープ」や「電子顕微鏡」設備のほか、UL燃焼性試験設備・灰分測定のための電気炉やポリカーボネイト樹脂等の分子量測定装置等、充実した試験設備により、品質試験や各分野のお客様からの依頼試験等に対応しています。

2006年に建設した試験・開発棟には、材料配合開発に必要な試作用混練設備を設置して、素材の改良・開発を積極的に実施。近年、IT業界において数多く使用されているスーパーエンジニアリング樹脂の加工等についても、取り組みを行っています。顧客企業様との共同開発も進行し、新製品分野の商品化に成功、好評を博しています。

























